職場へのお礼として持参するお菓子(菓子折り)は感謝の気持ちを形にするためのアイテムですが選び方を間違えると「気が利かない」と思われたり逆に迷惑をかけてしまったりすることもあるため職場環境に合わせた慎重なセレクトが求められます。まず大前提として避けるべきなのは「生菓子(ケーキやシュークリームなど)」であり賞味期限が短く冷蔵保存が必要なものは配るタイミングが難しく保管場所にも困るため職場へのお土産としては不向きです。失敗しないための鉄則は「個包装されていること」「常温保存が可能であること」「賞味期限が長い(最低でも2週間以上)こと」「数が十分にあること」の四点を満たすものを選ぶことでありクッキーやフィナンシェおせんべいといった焼き菓子などが定番中の定番として選ばれています。また切り分けが必要な羊羹やホールケーキも包丁や皿を用意する手間がかかり業務の妨げになるため避けるべきですしボロボロとこぼれやすいパイ菓子などもデスクで食べるには不便ですので避けた方が無難です。お菓子のジャンルについては和菓子か洋菓子かで迷うかもしれませんが年齢層が幅広い職場であれば誰でも食べやすいクッキーやマドレーヌなどの洋菓子が無難ですし年配の方が多い職場であれば高級感のあるおせんべいやおかきの詰め合わせなどが喜ばれる傾向にあります。金額の相場としては連名への香典返しやお礼であれば一人当たり100円から200円程度×人数分で計算し三千円から五千円程度の菓子折りを用意するのが一般的ですがあまりに高価なものを選ぶと相手に気を遣わせてしまうため「お茶請けにどうぞ」と言って気軽に渡せるくらいの価格帯がベストです。そして渡す際には必ず「忌引き中ご迷惑をおかけしました」というメモや付箋を添えて給湯室や共有スペースに置くか朝礼などで代表者に手渡すようにし「誰からのお菓子か分からない」という状態にならないように配慮することも忘れてはいけません。